水瓶を外に放り出したのは、既存のキッチンを解体した時だった。もう、使えないほどに朽ちてしまったいたためだ。その分部屋を広くつくりかえた。水瓶には水が溜まる。そこには、新しい家族を迎え入れた。

めだかと

水蓮

暖かくなるとすくすくと育ち、次第に増えていった。

緑のひさしの隙間から、時折、ひょこっと顔をあらわす。

そしてすぐさま、影に消えていく。