タイル


____家をなおす ~タイル~

「タイル」と聞くと、日本では、近代、現代建築のイメージですが、実は、タイルや石の構造は、木造建築よりも、ずっとずっと古い歴史を持ちます。

 レトロなレンガのようなイメージ、水回りやキッチンの壁、色鮮やかな床。長い長い歴史の中で、タイル貼りの構造は、色とりどりの表情や、数多くの利便性が生み出されてきました。火や水に強いもの、汚れが落ちやすいもの、滑り止めがついたもの、抗菌仕様のものまで、様々です。

 ここでは、手探りながら、テイル貼りを行った流れを記したいと思います。

-もくじ-

#掃除

#用意

#ボンドを練る

#ボンドを塗る

#タイルを貼る


-掃除-

 まずは、掃除です。雑用の用ですが、実はこれがかなり重要な作業なんです。ゴミがついていると、タイルを貼り終わった時にデコボコしてしまったり、砂や埃汚れがついていると、そもそもタイルがつかなかったり、すぐに剥がれてしまったりします。たかが掃除、されど掃除です。貼る部分の汚れは十分に落としておきましょう。


-用意-

1.タイル

 ひとことに「タイル」といっても、様々なものがあります。屋内用のもの、屋外用のもの、水回り用、壁用、床用など、形も大きさも様々です。タイル屋さんや建材屋さんに行ってサンプルを見てみるのもいいかもしれません。用途に合った、自身の好みに合ったものを模索してみてください。

 

2.ボンド

タイルを貼るには、タイルを貼るためのボンドが必要です。「コンクリートボンド」とよばれるもので、粉を水で溶くタイプや、粘土状になったものなど、いくつかの種類があります。今回私は、水で溶いて練るタイプのものを使ってみました。

非常によくくっつきます。

 

3.バケツ

 ボンドを練るためのバケツです。金属のもの、プラスチックのもの、など、基本的にどんなものでも構いませんが、あまり小さいものを選んでしまうと中で練りにくいので、少し大きめのものを選んでおいてもいいかもしれません。

 

4.水

 水道水で構いません。近くに水道があると、いざというときにも、とても便利です。

 

5.片手スコップ

 ボンドを練るためのスコップです。コンクリートボンドは、一度固まってしまうとなかなか取れないので、汚れてもいい、このためのものを一つ用意していてもいいと思います。

 

6.櫛目コテ

 実際にタイルを貼っていくときに、ボンドをつけるためのコテです。

櫛状になっていて、一定の深さの溝があります。この溝に合わせてボンドを塗っていくため、タイルを貼ったときに凸凹になりにくい、という構造になっています。

 

7.板(パレット使用)

練ったボンドを、パレットのように一度手元に取るための板を準備しておくと便利です。左官屋さんやクロス屋さんが使っている専用の道具もありますが、普通のベニヤ板の切れ端でも十分事足りるかと思います。

 

8.手袋

色々試してみた結果、実際にボンドを塗ったりタイルを貼ったりするには、「使い捨てのビニール手袋」が一番やりやすかったのではと思います。他の作業に移る時もスッと取れますしとても便利です。

9.目地埋め材料

 「目地」とは、タイルとタイルの隙間を言います。目地の大きさは一定に保ち、綺麗に埋めてあげると、綺麗な仕上がりの壁になります。

10.スポンジコテ

 目地埋めを行うときは、スポンジ状のコテを使うと早く綺麗に埋めやすいかと思います。


-ボンドを練る-

ボンドをバケツの中で練っていきます。粉を適量入れ、少しずつ水を入れながらスコップで練っていく、というシンプルな感じです。固すぎるとポロポロしてくっつきませんし、やらかすぎるとたれてきてタイルが貼りにくくなります。ちょうど塗りやすい硬さを模索してみましょう。


-ボンドを塗る-

 パレット用の板に、ボンドを取り、櫛目のコテでなっていきます。ボンドを軽く壁につけて、櫛目で描くように伸ばしていきます。

 この時、高さが一定になるように出来るだけ小手の角度も一定にしましょう。


-タイルを貼る-

塗ったボンドが乾く前に、タイルを貼っていきます。タイルは、自由にインスピレーションではっていっても面白いですし、綺麗に揃えるなら、水平を見て水糸をピンと張って、基準を作るとや入りやすいのではと思います。タイルの形や大きさに合わせて、配置や目地の大きさを考えてあげると良いでしょう。

-目地を埋める-

1.目地材料を練る

 タイルのボンドと同じように、目地材料をなっていきます。ボンドよりは柔らかめに練っておくと、埋めやすいのではないかと思います。

2.目地を埋める

 ボンドと同じように、パレットにとり、今度はスポンジ状のコテを使って刷り込むように目地を埋めていきます。空気が入って穴が空いてしまうこともありますので、念入りに埋めてあげましょう。

3.乾かす

 目地が崩れないくらい硬くなるまで、きちんと乾かしてあげます。一晩ほど置いてもいいのではと思います。

4.掃除

 目地を埋めた際、どうしても、セメントの汚れがタイルの表面にも付いてしまいます。汚れが残ると、仕上がりも悪くなりますので、綺麗に掃除してあげます。掃除は、スポンジに十分に水を含ませ、軽く触れる程度に優しく拭き取っていきます。セメントは水によって綺麗に流れ落ちますので、多めの水で掃除してあげると良いでしょう。

-まとめ-

 以上が、壁にタイルを圧着する手順となります。ひとことに「タイルを貼る」といっても、実は、思った以上の手間と思った以上の道具と、思った以上の材料が必要なのです。しかし、その惜しまない手間の分、自分なりのアレンジが加えられたり、自分の納得のいく仕上がりになったり、と、また新しいいろどりが加えられます。ぜひ、トライしてみてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です