____mausoleum stand

 

|W700 D800 H680|

 

¥49,500-

 

―material-

 

檜(紀州材)



霊屋

 霊魂が祭ってある建物。仏教でいうところの「仏壇」、神道になると「霊屋(たまや)」というらしい。ここ熊野では、古くから神々の信仰が厚く、熊野三山や玉置山といった一大勢力を誇る神社が多く存在する。その流れを受け、仏教ではなく神道を重んじる家柄をよく目にするのだ。

 今回依頼をくださった、玉置さんもその一人だ。玉置さんは、隣町の紀宝町でタイル屋を営む職人で、建築の現場で時折顔を合わせる。

 霊屋は、ご先祖の魂を拝むもので、目線よりも高く配置し、定期的な儀礼をおこない、死の穢れを拡散するものだという。

 この台は、中が大きな収納スペースになっており、前には取手のない扉、全体、檜の化粧面で構成されている。霊屋を最大限に引き立たせるシンプルなつくり、右下にはコンセントの位置に合わせた穴を設けている。

 生活に根付いた文化、信仰が、末永くここにあることを、心から願う。