
____手作り ~梅ジャム~
ちいさな季節
めばえの季節
ある晴れた日に
黄色い実は
ぷつんと落ちた
―もくじ―
-梅ジャム-
和歌山の南方では、わりとメジャーに家庭で作られ、私にとって、初夏になると誰もが口にするというイメージの「梅ジャム」ですが、意外とスーパーで売られているのを見なかったり、他府県の友達と喋っていても、あまり馴染みのないという言葉を返されることもよくあります。
少し酸味が強く、クセがあるのが特徴ですが、ハマると美味しく、毎日でも口にしてしまいます。
ここでは、初夏の黄色い贈り物、梅ジャムができるまで、を記したいと思います。
-収穫-
5月中旬にもなると、梅は、黄色く赤く、熟れてきます。梅は、青い段階で収穫する「青梅」と、黄色くなってくると収穫する完熟梅と、2種類あります。それぞれ、味も風味も違っていて、梅ジュースにするには、青梅、梅干し、梅酒にするには完熟梅、など、人によって様々ですが、三者三葉に使い分けるわけです。今回は、完熟梅を使って梅ジャムを作ってみました。
収穫は、手の届く低い木なら、そのまま手を伸ばしたり、脚立をたてたりして届きますが、高いところになると、たか枝切りを使うことをお勧めします。

私は、木が高いため、6.5Mのものを使っています。少し重量があるのが玉にキズですが、奥のほうまで手が届くため、かなり重宝しています。
たか枝切りで、実の多くついいる枝をおおざっぱに切って下にためていく、そして、あとから実を外していって好し悪しを見ながらためていく、というのが良いのではと思います。傷や虫食いがあるのははねていきます。

-下処理-
収穫した梅は、ざるに入れて水洗いをします。水洗いをしたら布などの上で軽く乾かします。
-煮込み-
梅を鍋に入れます。ひたひたまで水を入れて、火にかけます。

最初は強火、沸騰すると、弱火でふつふつと煮込みましょう。

灰汁が出てきたら、おたまやスプーンなどでとってあげましょう。

20分ほど煮込むと、柔らかくなってきます。柔らかくなってくると、火を止めてざるにあけます。
-種取り-

ざるにあけると、すりつぶしながら種を取っていきます。

-煮込み②-
種をすべて取り終えると、鍋に戻し、再び弱火で煮込みます。

-砂糖-
砂糖を加えながら、お好みの甘さに合わせていきましょう。完熟していても、梅は酸味が強いため、多めに入れることをお勧めします。

味が整えば完成です。このまま冷まします。温かいうちより、さめると少し甘くなります。
-瓶詰め-
冷ましが終わると、ビンに詰めて保管しましょう。

入れる前に、ビンの内側をお酒でまんべんなく拭き、殺菌しておくことをお勧めします。
―まとめ―

完成です。パンに塗ってもいいですし、クレープなどに入れても、かなりの逸品です。ぜひ、やってみてください。

